Instagramのインサイトでは、プロフィールに関連するデータを分析することができます。インサイトにあるプロフィールという項目では、プロフィールがどの程度見られているのかやユーザーがプロフィールでどのようなアクションを取っているのかについて把握することができます。この記事では、どのようなデータが見られるのかやデータの活用方法について解説します。
Instagramのインサイトのプロフィールとは
Instagramのインサイトのプロフィールという項目では主に3つのデータを確認できます。
①投稿のインプレッションがどこで発生しているかについてのデータ
②アカウント全体でどの程度プロフィールが見られているかやプロフィールでリンクをタップするなどのアクション数
③各投稿からどの程度プロフィールに訪れているのかやプロフィールでリンクをタップするなどのアクション数
それぞれについて具体的にどのような指標を確認することができるのかを紹介します。
投稿インサイトのインプレッションにあるプロフィールとは
まずは、「①投稿のインプレッションがどこで発生しているかについてのデータ」から解説します。
各投稿から、投稿インサイトを確認することができます。投稿インサイトではインプレッションという項目で、Instagramアプリのどの画面で投稿のインプレッションが発生しているのかを確認することができます。その一つに「プロフィール」という項目があります。これは自身のプロフィールを訪れ、投稿が見られた回数になります。
投稿インサイトのプロフィールのアクティビティとは
次に、「②アカウント全体でどの程度プロフィールが見られているかやプロフィールでリンクをタップするなどのアクション数」「③各投稿からどの程度プロフィールに訪れているのかやプロフィールでリンクをタップするなどのアクション数」について解説します。
こちらは、プロフィール画面の分析に使用できるデータです。
Instagramのインサイトのプロフィールへのアクセスとは。確認できるデータや分析方法について
Instagramのインサイトのプロフィールのアクティビティとは。データ項目や分析について解説
②アカウント全体でどの程度プロフィールが見られているかやプロフィールでリンクをタップするなどのアクション数
こちらは、インサイトのリーチの「プロフィールのアクティビティ」という項目から確認できます。プロフィールのアクセス数やウェブサイトリンクのクリック数、電話ボタンのタップ数、住所のタップ数などがあります。
③各投稿からどの程度プロフィールに訪れているのかやプロフィールでリンクをタップするなどのアクション数
こちらは、投稿インサイト内の「プロフィールのアクティビティ」という部分から確認ができます。各投稿からプロフィールがどの程度見られているのかや何件フォローしてもらえたのか、ウェブサイトリンクのクリック数などが確認できます。
Instagramのインサイトのプロフィール関連のデータ
投稿インサイトのプロフィールに関連するデータを確認することで、自身のアカウントに興味を持っているInstagramユーザーがどの程度いるのかや各投稿の効果を分析することができます。
上述したデータの見方や活用方法について解説します。
プロフィールのアクティビティのデータを見よう
プロフィールのアクティビティデータは、プロフィール画面でのユーザーの行動を分析することができます。そもそもプロフィールがどのくらい見られているのかやプロフィールの改善に役立てることができます。具体的にどのようなデータが見られるのかについてご紹介します。
プロフィールのアクティビティの見方
プロフィールのアクティビティはインサイトのリーチの下部の方に表示されています。見方は以下の通りです。
①Instagramの自分のプロフィール画面を表示する
②画面の右上にあるメニューアイコンをタップする
③「インサイト」をタップする
④「リーチしたアカウント数」をタップする
⑤下にスクロールして「プロフィールのアクティビティ」を確認する
プロフィールのアクティビティで確認できるデータ
プロフィールのアクティビティでは、以下のようなデータを確認できます。
プロフィールへのアクセス:ユーザーがプロフィールページを訪れた回数
ウェブサイトのタップ数:プロフィールからウェブサイトへのリンクがクリックされた回数
ビジネス住所のタップ数:プロフィールに記載されている住所のタップ数
電話するボタンのタップ数:プロフィールから電話をかけるためにボタンをタップした回数
メールを送信ボタンのタップ数:メールを送信するためにボタンをタップした回数
テキストボタンのタップ数:プロフィールページからSMSを送信するためにボタンをタップした回数
これらのデータは、Instagramユーザーがどの程度プロフィールを見ていて、さらにそこからどのようにアクションをしたのかを把握するために重要です。ECサイトや自社サービスのウェブサイトへのアクセス数、オフラインに店舗がある場合は住所のタップ数などをビジネスのKPIにしている場合にもこれらの指標は活用することができます。
これらのデータを基に、プロフィールの改善やコンテンツなど運用改善に役立てましょう。
インサイトを活用した分析方法
上述で紹介したように、ウェブサイトへのアクセス数や住所のテップ数、お問い合わせ数など、プロフィールのアクティビティにある指標をKPIにしている場合は、KPIが目標通り達成しているのか、日々改善している傾向なのか、反対に悪化している傾向はないかなどを確認することができます。
改善傾向にある場合や悪化傾向にある場合は、その要因が日々の運用方法にないのかなどの内部要因なのか、季節的にエンゲージメントが落ちやすい商材であれば外的要因にないのかなどを探るヒントになります。
投稿インサイトのプロフィールのアクティビティでは、コンテンツごとにデータを確認できるため、コンテンツごとの効果の良し悪しを判断することができます。
リーチやエンゲージメントが伸びやすいがプロフィールへのアクセスが少ない投稿、リーチやエンゲージメントは伸びにくいがプロフィールへのアクセスが多い投稿など投稿コンテンツごとの傾向が見えてくるかもしれません。
日々の運用を行いながら、傾向を把握するのにインサイトの活用は適しているでしょう。
Instagramの分析ツールを活用しよう
Instagramのインサイト以外にも、様々な分析ツールを活用することで、より深い分析が可能になります。外部(サードパーティ)の分析ツールを使用することで、より詳細なデータを確認したり、長期的な傾向を確認したり、インサイトとは違った軸での分析が可能です。
例えばSocialDogでは、プロフィール分析はもちろんのこと、投稿メディア(画像・動画・リール)ごとの分析、ハッシュタグ分析、フォロワーの獲得分析など多様な角度から分析することができます。
分析機能だけでなく投稿機能も充実しており、エンゲージメントが高い曜日・時間帯にあらかじめ投稿枠を用意し、その枠に効率よく投稿を設定することができます。
さらに、InstagramだけでなくX(Twitter)やFacebookの運用に活用することもできます。
インサイトのデータを正しく理解して活用しよう
Instagramのインサイトでは、プロフィールに関連するデータを分析することができます。投稿ごとにどの程度プロフィールに訪れているのかや投稿そのものがプロフィールで見られているのか、プロフィールに訪れたユーザーがその後どのような行動をしているのかについて確認することができます。
それらのデータはKPIの把握や投稿コンテンツの改善やプロフィールの改善などに活かすことができます。日々の運用をしながらインサイトで振り返りを行い、運用改善に役立てましょう。
より詳細な分析を行う場合には外部のツールを利用することもおすすめですので、データについて正しく理解してInstagramの活用にぜひ役立ててみてください。